ケンシロウ日記

思ったことを思いつくままに。

一大イベントの同窓会

前職での同窓会が行われたという話の続きを。

各地から集まった100名を超える、同じ思いを抱えていた当時のメンバーが揃いました。当時の事業部長のもとに集結しているので、編集長や本部の諸先輩方が揃われていて、すごく興奮した時間でした。

 

 

同窓会と言っても単なる集まりではなく、まさに一大イベント。幹事と進行を元上司を中心にした複数人が担当企画。集まったメンバーをいかに楽しませるか、進行スケジュールも綿密に組まれていました。さすがだなぁ。元上司の方々。

 

なんて感心ばかりはしていられなかった。私なんて、辞めてからが長いので、覚えてくださっている人いるかな、と思うくらいだったのに。受付の段階で意味不明のカードを手渡されると、そのまま舞台裏に呼び出され、今感激の再会を果たしたばかりの元メンバーたちとは一瞬で離れ離れに。何なの。何なのよ。この到着早々の展開、聞いてないわっ。

 

舞台裏には同じように指名を受けた創刊期の編集長7~8名が集合していました。「なつかしー」!」「えーっと、誰だっけ、名前名前」なんて皆さん、余裕だけど、私は1人パニックですよ。

なぜならそこには、パンダや猿などの動物やキャラクターの被り物が、これ見よがしに置かれているから。私、それが何を意味するかわかるわけですよ。この被り物を被って、ステージに立って即興のダンスをします。そこからステージを降りてテーブルを回り、メンバーにその姿のままでお酌をするのです。

 

私以外のみなさんは現役バリバリで、人前に出るのも普段通りのことだろうけれど、私は退職してもう10数年。その後も仕事はしたとはいえ、第一線からは完全に退いて、時間給での仕事しかしていません。当時はマイクを持つことも、場慣れのせいで抵抗がなかったけれど、もうなんというか、これを社会性と言っていいのかわからないけど、そういうものは綺麗さっぱり全部なくしてて「無理です!!」。いや、ほんと、本当に無理ですからーーーーー。

扱っていた媒体で女性編集長は私が初めてのことでした。その後は増えていきますが、私の在職時まで、女性編集長は私だけだったんですよね。だから、それなりには止む無く目立っていたわけです。上司や諸先輩方の記憶に残っているわけです。ああ、それでこんな目に、……。

最初は馬をかぶってみたんですけど、これが、馬の胸元辺りに顔を出す感じのやつでしてね。小さな鏡で見ただけでも 7割増し分ぐらいで顔が不細工なりました。隣にいた、その当時、仲も良かった年上同期の男性が、きっと私と同じような感想を持って見かねたんでしょうね。「シェリナナちゃん。それは止めた方がいい」ときっぱり言って、羊に替えてくれました。不細工加減は、2割増し程度に抑えられたと思います。

 

こんなに地味な私ですが、羊の被りもの被って、踊りましたよ、100人以上が見守るステージで。元上司が自分を捨てて踊りまくっていましたもん。昭和風。音楽によっては結構色っぽく。私だって歳はとってても一応の紅一点。ここは本気を出すところだと、上司をお手本に、首を傾げ、両腕を胸の前でクロスをし、腰を振る。

ああ。10数年ぶりに再会するみんなに見せる最初の姿がこれだなんて。

 

私、それなりにお洒落して出席してたんですよね。洋服だって久しぶりに新調したし、ヒールのある靴だって無理して履いた。ここだけの話、朝イチで美容室だって予約した。担当の店長さんにもお願いしました。「前の会社の同窓会で10数年ぶりに仲間に会うんですよ。だから本当はすごく若作りもしたいんだけど、髪型だけ年齢とギャップがあってもマズイじゃないですか。だから若作りとは分からないように、イタくならない範囲で、でもできる限りの若作り、なんとかうまいことやってください」と無理難題。こうして髪まで整えていました。それなのに、踊っていると時々被り物は、ずれるしで、髪ももう、どうなっているか分からない。

 

その後も、突然マイクを持たされスピーチさせられるとか、「もう昔の私じゃないのよ」と言いたくなる思いもしましたけど、それを乗り越え、楽しく過ごすことが出来ました。

 

昔のメンバーの話ももっとしたいんですけど、なんせ3月の話。話したいだけ話していたらいつまでも現実に追いつかないので、ちょっと先に進みます。

 

ここから聞くも涙、語るも涙の50代の就職活動の話になっていきますからね。

短くて内容なくてすみませんね。細々とやっていくんです私。

 

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それから、いつもコメント返信もできていないのに本当にありがとうございます。

今回も早速いただいて、しかもこんなブログなのに、元気が出たとまで言っていただいて。私の方こそ元気が出ますよ。

毎日書くって「言っちゃった感」はありますけど、書けるとやっぱり私が嬉しいですからね。

私、高校時代から日記をつけて寝る子だったんですよ。母を亡くしてからもそれは続いていて、で、私の妹はその翌年病気で若くして亡くなってるんですが、その介護の合間ですら書いていました。短いですけどね、さすがに。それが、妹を亡くして以来、急に書けなくなってしまうんですよ。

日記の復活は、ブログでした。ブログお休みしてる期間、日記に移るということも今ではありませんけど、書いてスッキリするっていうのは、どこか身体に染み付いちゃってるんじゃないですかね。

 

持病で腕が痛いので、「ドラゴンスピーチ」という音声入力のソフトを使ってるんですが、うまく変換できないことが多くて使い辛いなと思っていました。でも今回、大して躊躇することもなくチャラチャラ喋っていると、思ってたよりしっかり言葉を拾ってくれていて、その精度に驚いています。考えながらゆっくりしゃべると、精度が落ちるみたいです。

 

だから毎日書き続けるためにも、この起承転結なし路線で行きます。こんなんですみません。

 

よくわかってないですけどスターとか押してくださったりする方もいらして、ありがたい限りです。元気が出ます。ありがとうございます。今日も更新できたので、個人的に花丸の1日です。

また明日。